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体を支えるミネラル

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  • 2008年04月10日
  • 体を支えるミネラル

ビタミン同様、体の健康維持に欠かせない栄養素。
知っているようで知られていない、ミネラルの働きをご紹介します。

■ミネラルって何?


◎体の機能を維持するミネラル

ミネラルは英語で「鉱物」の意味を持ちます。
日本語では「無機質」と呼ばれる物質で、カルシウムや鉄、ナトリウムなどが代表格です。
ビタミンが炭素や水素などの元素が結びついてできている有機化合物であるのに対して、ミネラルは元素そのもの。つまり、自然界に単体で存在する物質で、カルシウムはCa、鉄はFeといったようにすべて元素記号で表されるのです。
これらのミネラルが人の体内にごく微量に存在して、体の機能を維持したり、調節したりと、大切な役割を果たしているのです。


■ ミネラルとビタミンの深い関係

ミネラルは、体に有益に働くか害を及ぼすかの摂取量調節がビタミンよりも難しく、ミネラル同士のバランスがくずれやすい栄養素です。
ですから、健康のためにはバランスの良い食事を心掛け、適度に摂取することが大切です。

また、体内ではミネラルとビタミンはお互いに協力し合って働いています。
もし、摂取量のかたよりが出てしまうと、お互いの働きが低下してしまうので、両者の働きを効率良くするためにも、かたよりなく摂取することが大切なのです。
では、ビタミンとミネラルの相互関係について簡単に紹介します。


■ビタミンの種類

ビタミンは大きく2種類に分けることができます。

◎カルシウムとマグネシウム
マグネシウムが不足するとカルシウムが過剰になり筋肉に悪影響が起こる場合がある。

◎ビタミンDとカルシウム
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け骨や組織に届ける。

◎β-カロテンとビタミンC・E
どちらも坑酸化作用を持ち、体を酸化から守る。



■アスリートとビタミンA、実は関係が深い!?

ミネラルは多くの生命活動にとって重要であるように、筋・骨格系にとっても重要な栄養素です。
運動中の発汗、運動後の排尿によって多くの栄養素が損なわれることが知られています。
つまり、運動をした後には、ミネラル不足におちいりやすいのです。
鉄・亜鉛・そしてマグネシウムの栄養状態が悪いと、筋肉が脆弱化し、パフォーマンスも低下してしまいます。
さらに、これらのミネラルの低栄養状態はしばしば筋肉のけいれんにも関連しているといわれているのです。
では、どのミネラルがどのように体に影響するのでしょうか?
ここで代表的なミネラルを紹介します。


◎代表的なミネラル


■骨折と深く関係するカルシウム
とりわけ、スポーツ選手が注意したい症状は骨折や貧血ではないでしょうか?
以前、厚生労働省が日本人のミネラル摂取状態を調べたところ、カルシウムだけが不足していることが明らかになりました。
平均的な食事をしていてもカルシウムは不足しがちです。その上、スポーツ選手のカルシウムの必要量は一般の人の2倍ともいわれているので、意識して摂取しないとカルシウム不足は解消できないですよね。




鉄は、体の中では酸素を運び、もうひとつの役割として筋肉中のミオグロビンで酸素を受け取ります。
したがって、この鉄が不足すると筋肉は酸素をうまく利用できなくなり、その結果、エネルギーをうまくつくることができず、すぐバテたり、だるくなってしまいます。
この状態が貧血なのですが、ひどい状態になると練習さえもできなくなるスポーツ貧血という症状が起こる場合もあるのです。
このひとつひとつの症状は、スポーツ選手にとっての大きな壁になります。予防のためにも、日頃からバランスの良い食事をとり、食べるようにしましょう。

(参考文献:「スポーツ栄養の科学的基礎」より)


健康のために、そしてスポーツにも欠かすことのできないミネラル。ミネラル豊富な食品をバランス良く摂取するよう心掛けましょう。